クレジットカード運用について考える
これはなに
先日、スタプラのクレジットカード運用について整理しましたので、 備忘録的に書きます。
使用しているクレジットカード一覧
スタプラは経費精算の簡略化の一環としてもクレカを運用しているので、 結構な種類契約しています。まずは整理として、どんなカードをどの用途で使用しているかを書きますね。
並びは与信枠の多い順です。
ライフカード(用途限定)
- 用途を限定することによって、与信枠をかなりの額までもらえる
- 0.5%キャッシュバックという特典付き
- 今回新規で作ったことにより、運用整理を行うきっかけとなったカード
American Express
- デポジットができ、それが信用につながるので与信枠を拡大しやすい素晴らしいクレカ
- 知る限り、デポジットができる唯一のカード
- ベンチャーでも1,000万円弱までは伸びる
- 現在は、AWS、広告、SaaS利用料、PC購入と多岐にわたる
JCBカード
- 海外では使えない場合があるが、ベンチャーでもぼちぼちの与信が出る良いカード
- 現在は、Amazonなど総務一括購入品、SaaS利用料、各部署都度購入に使用
ライフカード(通常)
- カード発行が無限にできる特徴を持つ。
- 与信はそこそこ。
- 現在は、モバイルsuica紐づけに使用。
MUFGカード
- 特筆する特徴はない
- 与信も低い
- コーポレートカードとして部長クラスに配布
- 主な用途は、交際費
Expressカード(セディナ)
- JR東海区間を割引で取れるカード
- 与信は低いし、増額も見込めない
- 東海区間の出張が多い営業に渡している
現状運用の問題点と運用改善
与信枠がなかったので仕方なかったのですが、AmexとJCBカードの役割が重複しており、うまく使い分けがされてません。
そのため、新たにカードを切るときになんとなくで使用されており、 現場もバックオフィスもちょっともやもやしていました。
また、Amexの与信に頼りきりのため、広告をたまに回すのとPC購入が重なると、与信枠がすぐに一杯になってしまうという事態も起きていました。
そこで、与信枠がめちゃんこあるライフカードが入ってきたので、
以下のように使い分けをすることにしました。
- ライフカード(用途限定):AWS、PC購入、SaaS利用料
- Amex:広告
- JCB:管理部購入備品、各部署購入品(購買申請)
時期によってキャッシュアウトがすごい広告費用は、デポジットができるAmexに任せて、それ以外の大型経費はライフカード(用途限定)に寄せ、JCBは各部署の購買専用にしました。
JCBは将来的に小カードを部署数分だけ発行して、部署購入とカードを紐づけしてエビデンス管理をしやすくしようともくろんでおります。
また、ライフカードは与信枠も大きくキャッシュバックもあるので、 なるべくフルで回したいという思惑があり、上記の運用にしました。
これでだいぶクレジットカード運用がすっきりとまとまったのではないかなと満足です。また、与信におびえる日々からもおさらばなのがうれしいです。
ちなみにですがコーポレートカードについては結構悩みました。
限度額も低いし、歓送迎会が重なるとたまに止まるのでどうしようかなと思ったのですが、とりあえず枠が多いと無駄遣いにつながるかも…という懸念と、もし不足があれば、後述するpaildにスイッチすればいいかな、と思い、手を付けるのをやめました。
今後の展望
ライフカードを手札に加えたことにより、大分与信枠は安定しました。また、JCBを部門購入用に位置付けたことにより購買管理もしやすくなるはずです。
後、残るは個人経費です。
現在、コーポレートカードは部長クラスにしか渡しておりません。
これは与信枠もありますが、そもそもクレジットカード単体の限度額をあまり操作できないんです。人によって限度額変えたいのですがそれが難しい。。。
なので、現在twitterで話題のpaildが使用できるようになったら、社員用の立替経費用・プロジェクト管理用などの用途を検討していきたいなと思ってます。
個人やプロジェクトまで専用カードで管理できるようになったら、管理会計相当快適にできるようになると思うんですよね。デポジットで限度額柔軟に対応できそうなので、統制も効きそう。
なので、上記にpaildが入って一応クレジットカード契約は打ち止めになりそうです。
paildには超期待しているので早く使ってみたいなぁと思う今日この頃です。