一人経理の独り言

一人経理に役立つ情報を発信できたらいいな

中小企業診断士は取得するに値する資格なのか

最初に

みなさまお久しぶりです。 ブログを更新しなくなって早2年弱が立とうとしております。
その間、転職したり役員になったりと色々ありました…w
バックオフィスのサポートはまだ様々な形で行っているので、ここも時間ができたら以前のように更新したいと思っております。 今日は最近よく質問を受けるあの資格について語りたいと思います。

今日のお題

中小企業診断士は取得して意味のある資格なのか?!について書いてみます。
といいますのも、私がたまに中小企業診断士についてつぶやいているせいか、結構この手の質問が来るようになりました。
私自身はすごいこの資格に愛着があるし、助けられているのですが、できるだけ客観的に書いていきたいと思います。

中小企業診断士とは

中小企業診断士のオフィシャルサイトともいえるJ-SMECAに詳細が書いてあります。
簡単に言うと「企業成長に寄与するアドバイザー」「適切な専門家につなぐパイプ役」ですね。 www.j-smeca.jp

そのため、試験科目がかなり広く設定されており、国家資格版MBAとも言われております。 www.tac-school.co.jp

実際資格取ってどうなの?

私は半年間営業を除くと、経理の経験しかキャリア的にありませんでした。
が、中小企業診断士を勉強する過程で得た、人事組織論やマーケティング論や法務ITや補助金の知識は
今の仕事にめちゃくちゃ役立ってます。

また、運営管理という科目で学ぶ3SやECRSの原則やサーブリック分析などはバックオフィスでの業務改善の整理に 必要不可欠と思うくらい良く使用している考え方です。
元々自己流でやっていたことの確からしさが補強された点もあります。

このように様々な知識を横断的に学べる機会はなかなかないのではないかと思っております。
また、中小企業診断士は大手企業所属や独立される方も多々いるので、様々なバックグラウンドの人たちと知り合いになれるのも魅力の一つです。

国内MBAとどっちがいいの?

勉強できる内容はほぼ同じだと思います。 そしてどちらもそれ相応に大変なので、検討したうえでご自身に合った方を行くのがよいと思います。

ただ、中小企業診断士の方がコストは低く済む可能性が高いので、
お金に不安のある方は中小企業診断士試験をお勧めいたします。

独立できるの?

人それぞれですが、資格取得後に独立される方はそれなりにおります。
残念ながら独立したい合格者を狙った高額セミナーなどは存在しますが、
すべて無視して自分の強みに「集中と選択」するか、適切な先輩診断士を探し診断士実務を学ぶなど方法はいくらでもあります。

私は独立こそしていませんが、資格を取ったことでキャリアについて自立して考えられるようになりました。

まとめ

よく「足の裏の米粒」のような資格と揶揄される時がありますが、短期間でがっつり知識を詰め込むにはいい資格だと思います。
私は現在、COOをやっておりますが、診断士の知識と人脈がなければやろうとも思わなかったし、オファーもなかったと思っています。

単なる経理部員だった私が羽ばたくきっかけになった資格でもあるので、興味のある方はぜひトライしてみてはいかがでしょうか!

客観的とか言いながらバリバリ主観になってしまったことをお詫びいたしますmm