freeeマニュアル⑤:請求書
マニュアルを読む前に
freeeというシステムを使ったことも見たこともない!
って方はまずは以下のリンクをどうぞ。
これはなに
freeeの請求書機能について説明します。
請求書機能
大体のことはfreeeのヘルプページに書いてあります。
support.freee.co.jp
基本情報は上記でインプットすれば十分です。
が、freeeの請求書には独特な仕様があるのでそれについて書いていきます。
freee請求書のクセとは
先ほど紹介した通り、freeeの請求書機能は普通に使う分には普通の請求書機能として使えます。
しかし、売上以外で計上したいなと思うと、非常につらい癖が存在します。
請求書の消費税表示が勘定科目の消費税設定に依存する
freeeで請求書を作ると、通常は以下のような表示になります。 単に売上計上する際は何ら問題ありません。
しかし、これが例えば1年分前払いされるものだったらどうでしょうか。
前受収益で計上→+更新で按分計上という手順を踏むことになります。
freeeで請求書を発行する場合、請求書上で勘定科目や部門等を設定します。勘定科目を設定するために、下の赤線で囲ってる部分をクリックします。
そうすると、「勘定科目・税率などを変更する」が出てくるので、チェック入れてください。勘定科目、税率、部門などを入力する項目が出てきます。
ここで、勘定科目を「前受収益」にすると、消費税がゼロになります。ついでに税抜き価格になるので、総額もズレます。
そうだ!請求書は課税にして、取引で変更かければいけないか?!と思って、取引を見てみます。
取引は請求書上部にある「取引」をクリックします。
取引ページに来ました。
ここで税率を変更できれば、請求書の表示はそのままで仕訳は意図通りに切れます。
が、ダメ…!!!
前受収益に勘定科目を変更すると、「請求書の金額が変わるから税率変更できないよー」という吹き出しが出てきます。確かに変更できない。
世にも奇妙な「前受収益(消費税10%)」という仕訳が出来上がります。
なので、ここは運用でカバーする必要が出てきます。
まず税表示するために、課税で請求書発行。提出が終わったら、税区分変更して、総額金額を税込金額に変更する。
これは本当に面倒だし、エラーが起きる要因ですね。。。
弊社はfreee for SFAでsalesforceと請求書を連携させているのですが、この機能のせいで大分時間かかってます。
最後に
freeeの請求書機能は、クセが強すぎるので、他と連携させない限りはboardなどのfreeeと連携している請求書を使ったほうが無難です。
ただ、freee for SFAは非常に便利なので、SFDCとつなげている場合は、改修を望むしかありません。(弊社含め)