freeeマニュアル④:支払依頼(請求書処理)
マニュアルを読む前に
freeeというシステムを使ったことも見たこともない!
って方はまずは以下のリンクをどうぞ。
これはなに
freeeの支払依頼機能について説明します。
支払依頼は請求書の処理を行うワークフローです。
うまく運用すると各部署から請求書の支払申請がなされ、承認されると経理処理ができるようになります。
ちなみに支払依頼はエンタープライズ版のみの機能です。
申請者側
経費精算と同じでオフィシャルにマニュアルあったので、こちらを参照ください。 support.freee.co.jp
承認者側(経理サイド)
申請~承認まで
申請→支払依頼の画面に行きます。
経費精算同様、ステータスは以下のような意味合いがあります。
- 申請中:ワークフロー承認前
- 承認済:ワークフローの承認済み。この状態で仕訳が切れるようになる。
- 支払待ち:承認済みから仕訳を登録すると支払待ちになる。月次ではすべて支払待ちにする。
- 支払済み:支払が終わったもの。月末払いなどの決済が終わるとこのステータスになる。
- 差戻:ワークフローが申請中に不備があり、申請者に差し戻しされたもの。最終的に承認済みにしなきゃいけない
- 却下:申請自体の取り消し。こいつは消してもいい。
月次決算中で申請中、差戻がある場合は督促する必要があります。
仕訳
- 承認済みの箇所をクリック
- 「取引を登録する」をクリック
- 新規の場合は「今回の取引先を新規登録をする」をチェックして、「取引を登録する」
- 「取引を編集する」をクリック
- 勘定科目や金額などが正しいかチェック、正しくなかったら修正する。
- 仕訳形式プレビューで正しい仕訳が作成されているか確認します。
- 保存すると仕訳が生成されます。
これで請求書の処理はすべて終わりです。
月末払い
取引から支払管理レポートへ行きます。
支払依頼やAPI処理・スマート請求書周りの請求書処理が終わったら、支払管理レポート兵器、月末払いのFBデータを作成する。
仕訳時に「期日」を基本設定しているはずだが、していないものは決済期日が「未設定」になっているので、対象の月末払いがないかをチェックする。記入漏れを見つけた場合は期日を修正する。
同様に月末が土日祝日の場合、前日などに期日が設定されている場合があるので、対象日をチェックする。
「取引先」欄の取引先名の後に「(口座未設定)」と出てるものは「取引先」をクリックして口座登録する。
銀行コード・支店コードが必要になるのでこのサイトなどで調べる。
更新する箇所は以下の画像部分
上記のチェックが終わったら、月末払い対象にチェックを入れる。
決済期日の左のチェックボックスを押すと、該当部分が全てチェック押されるのでおススメ。
件数が多いと全件表示されないので、全件表示されているか確認。されていない場合は、「さらに読み込む」をクリック
表示件数が少ないと「さらに読み込む」問題が発生するので、表示件数は最大の500件にしておく。
チェックが終わったら、ページ上部に戻り、「一括振込ファイルを作成する」を選択。
振込対象がpop upするので、「次へ」を選択。
振込する口座を選択し、引き落とし日を指定して、ページ下部へ行き、全銀データのフォーマットを「全銀協フォーマット(テキスト形式・改行あり)」を選択して、「作成」をクリック。
リンクの「一括振込ファイル出力履歴画面」をクリックし、FBデータをダウンロード。「決済を作成」この時点ではチェック押さずに「完了」させる。
FBデータを作成したら、支払口座銀行のページへ行き、FBデータを読み込ませる。
総合振込の承認がすべて終了したら、freeeの支払管理レポートから対象のFBデータをもう一度作成し、今度は「決済を作成」して完了させる。決済を完了させることで、対象債務/現預金の仕訳が切られて、消込が完了する。
仕訳がダブるので、口座の対象出金は「無視」してください。
以上で全て終わりです!!