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スタートアップのおススメクレジットカード

目次

一人経理にクレジットカードはマストアイテム

一人経理をやるうえで避けられないのが、クレジットカードです。
法人クレジットカードがないと、どうなるか想像してみましょう…。

  • 支払は全て請求書か現金。
  • 当然Amazonも法人カードで買えないので、個人の立替。
  • 膨れ上がる小口現金
  • 終わらない経費精算
  • AWSの支払い?!海外送金だから銀行の窓口行くぞ!
  • 小口現金が足りない?!銀行のま、窓口だ!
  • web広告打つのに、個人だと与信枠が足りないぞ!

もう、想像しただけで震えが止まりません。 当然、経理業務は量もプロセスもめちゃくちゃです。

その上、広告が打てないとか、Amazonでモノが買えないとか、

企業活動が止まるレベルですね。

お勧めカード3選

そう。もう今の時代、経理業務にクレジットカードは不可欠です。
誰がどんな経費を使っているのか可視化できるので、
管理の面からも非常に有用です。

そこで最初に契約すべきおススメカードをご紹介します。

American Express Card

ご存知Amexで知られるクレジットカードです。
このカードには他にはないとんでもない特徴があります。

それは…、デポジットができることです。
スタートアップでいつもネックになるのは与信限度額です。

調達などでいくらキャッシュがあっても、P/Lが悪いと与信額が取れません。
もう本当に…B/Sもちゃんと見て評価しろや、と思うのですが、現実だから仕方がありません。

しかし、このアメックスなら与信額の低さなどあまり問題ではありません。
与信額が低い最初のころは、デポジットして支払い実績を作っていき、
カードの与信額を育てることができるのです!

実際に、半年ほどガンガン回していけば600-700万円程度まで与信枠を広げてくれます。
そこまでいけばmacbookやAWSのサーバー代を払っても何とか回していけます。

AWSは海外送金なので、銀行窓口で支払いしようとしたら超面倒です。
AWSを払うだけでも契約する価値のあるカードです。

蛇足ですが、AmexのポイントはAmazonギフトカードなど、
利用がいのある商品がそろっているので、そこも魅力の一つです。

年会費は12,000円とやや高いですが、
一人経理になった際や、スタートアップの経理になった際にはすぐさま契約しましょう。

ライフカード

ライフカードは最近スタートアップや小規模店舗に力を入れてきている会社です。
freeeカードを発行しているのもライフカードです。

この会社の魅力はカード発行枚数です。
意外とカード発行枚数に制限をかけている会社が多い中、

ライフカードは実質無制限で小カードが作れます。

将来的に従業員にコーポレートカードを発行する場合を見越して作る場合、おススメです。
私も経費精算を撲滅する際のソリューションの一つの組み込みました。

与信限度額は、意外としょっぱいです。 freeeカードとライフカードの与信枠設定は
別個で考えられているのでfreeeカードとの併用がいいかもです。

JCBカード

JCBカードは海外ではめっぽう弱いですけど、国内限定で使う分にはおススメです。
なぜなら、与信限度額が結構高く出るんです。

Amexを高額取引にして、Amazonなどの小物をJCBに集約するなどといった運用が考えられます。

まとめ

それぞれ特色の違うカードを3つ紹介しました。
それぞれ個性がありますので、それに合わせた運用を考えるのが大事です。

最後のおすすめはJCBにしましたが、
経費精算との絡みを考えるとExpress Cardも悩ましいところです。

また、クレジットカードは使用用途を限定して使い分けないと、
エビデンス集めに苦労することになります…!

部門ごとにカードを発行するなどの工夫が必要になります。

ただ、Amexは必携です!すぐさま契約しましょう。

なお、上記3つは全てfreeeで同期できますのでご安心ください。